この記事では、ロードバイク用の泥除けについて書いています。
雨の日でもロードバイクを使いたい、もしくは使う事情がある。そんなときに便利な装備品が泥除け(フェンダー)です。
私は高校時代に雨上がりの未舗装路を走って、背中とズボンが土と泥にまみれたのをきっかけに泥除けを付けました。
他にもスーツでロード通勤するサラリーマンの場合だと、天気に関わらず泥除けをつけた方が、足元が汚れないので無難ですね。
今回は雨天のライドや通勤・通学のときに助かるロードバイク用泥除けのおすすめを9個ご紹介します。
1番おすすめなのは、【「あさひ」のワンタッチクイックフェンダー】。
付け外しが簡単で安価、また国内で全国に店舗を持つメーカーで信頼性も完璧です!
コスパ最強のアイテムなので、どれを買うか迷ったらぜひチェックしてください♪
ロードバイクに泥除け(フェンダー)を装着するメリット
これが泥除け最大のメリット、というより泥除けの存在理由です。
雨の中で走行した経験がある人なら分かると思いますが、泥除けが無いと車体からお尻や背中や頭部や脚や靴や、ボトルやサドルバッグ等まで泥だらけになります。
そうなると服や荷物の洗濯もさることながら、自転車の掃除が結構な手間に。かと言って泥が付いた状態で放置すれば錆や劣化の原因になります。
泥除けを装着することで、こうした汚れを大きく軽減することが期待できるのです。
走行中は泥や水が顔にまで跳ねます。すると目やアイウェアに泥がかかって、視界を塞ぐ危険性が。
フロントの前面までを覆う泥除けであれば、そうした危険を防げるので安全ですよ。
ロードバイクに泥除け(フェンダー)を装着するデメリット
泥除けの重量は製品によって異なりますが、おおよそ数百グラムあります。前後に付けると、ロードバイクとしては気になる重さかもしれません。
ただ、そもそも雨の日はスピードを出すべきではないので、泥除けを使う以上は「そういうもの」として受け入れた方がよさそうです。
中には100グラム以下の泥除けもあるので、重さが気になる人は軽量の製品を選びましょう。
モノによっては格好悪い・ダサい見た目になってしまう可能性もあります。
特に通販の場合は、商品ページの画像と実物で微妙に色合いが違ったりすることもあるので、いざ付けてから「ダサ!」とならないように製品を吟味しましょう。
ロードバイク用泥除け(フェンダー)の選び方

泥除けには主にワンタッチ式、簡易式、フルフェンダーの3タイプがあります。
ワンタッチ式はその名の通り、ワンタッチで付け外しができるタイプ。マジックテープなどで固定するため、工具不要で簡単に装着できます。
泥除け効果はそれほど高くありませんが、小雨の日にサッと取り付けて走る分には便利ですね。
簡易式はフレームやシートポストにボルトで固定するタイプ。
ワンタッチ式だとマジックテープがずり落ちてくることがあるのですが、簡易式はネジをしっかり留めておけばその心配がありません。
簡易式も泥を完全に防ぐことはできないため、スーツなど汚れたくない服装での使用には向かないでしょう。
フルフェンダーはママチャリと同じく、タイヤ上部を広く覆うタイプ。泥除け効果が最も高いです。
基本的には一度装着したら付けっぱなしになるので、通勤・通学など汚れたくない服装で普段から使う場合などに向いています。
ただし取り付けにはダボ穴が必要で、フォーク部分など適切な箇所にダボ穴が無ければ使用できません。
以下、それぞれの特徴と適した用途を表にまとめたので見比べてみてください。
タイプ | 特徴 | 主な用途 |
---|---|---|
ワンタッチ式 | 工具なしで簡単に付け外しが可能。 | 小雨のサイクリングや、 日程が決まっている大会 |
簡易式 | シートポストやフレームに噛ませて固定する。 | お尻やバッグへの泥はねなど、 限定的な範囲で防ぎたいとき |
フルフェンダー | 最も泥除け効果が高い。 車体に固定して装着する。 | 通勤、通学 |
その他、形はフルフェンダーでありながらワンタッチ装着できるものなど、色々な派生タイプがあります。
自分の目的に合っているものや使いやすいと思うものを比べながら選ぶと良いでしょう。
泥除けは製品ごとに装着できる車種や、タイヤのサイズや太さの範囲が決まっています。
また車体の特定の位置に取り付け用の穴が開いている必要があったり、ブレーキの種類によって取り付けにくかったりするものもあります。
商品ページの説明などを読んで、自分のロードバイクが対応しているかどうかや、適合するタイヤの範囲などを確認しておきましょう。
【タイプ別】ロードバイク用の泥除けおすすめ9選

ここからは、ロードバイク用の泥除けおすすめ9選を紹介します。
- あさひ ワンタッチクイックフェンダー リア用、フロント用
- SKS レースブレードプロXL フロント・リアセット
- BBB 自転車用 泥除け
- OGK技研 自転車フェンダー MF-021R
- ゴリックス エアロフェンダーセット
- ブリヂストン ロードバイク用リヤフェンダー
- ゼファール リアフェンダー スワンロード
- ゼファール 前後フェンダーセット SHIELD R35
- ライトウェイ 自転車フェンダー
メーカー | あさひ(ASAHI) |
タイプ | ワンタッチ式 |
適合タイヤ幅 | ~ 35c |
- ワンタッチ式で着脱が簡単
- リア用とフロント用がある
- 安価で手に入る
- ワンタッチ式の安くて使い勝手がいい製品が欲しい人
- リアのみ、フロントのみ、もしくは両方を使うかどうか選びたい人
- あさひの実店舗で取り付けのアドバイスなどを受けたい人
メーカー | SKS |
タイプ | ワンタッチ式 |
適合タイヤ幅 | 25c ~ 32c |
- フルフェンダー仕様でありながら工具不要で取り付けられる
- 取り付けてから角度を調整できる
- 黒い車体に合うデザイン
- 泥除け効果が高い製品を求める人
- 簡単に装着できて、微調整できる製品が欲しい人
- 高価でも良いものが欲しい人

メーカー | BBB |
タイプ | ワンタッチ式 |
適合タイヤ幅 | 記載なし |
- シンプルな作りのワンタッチ式
- 非常に軽量(50グラム前後)
- フロント用とリア用で分かれて売られている
- 安くて目立たない作りのワンタッチ式が欲しい人
- 軽い製品が欲しい人
メーカー | OGK技研 |
タイプ | ワンタッチ式 |
適合タイヤ幅 | 約38cまで |
- シートポストに締め込むだけの簡単な設計
- 角度が調節できる
- クロスバイク用だが、ロードバイクにも使用可能
- 国内のメーカーから選びたい人
- 微調整できて使いやすいリア用の泥除けを求める人
メーカー | GORIX(ゴリックス) |
タイプ | 簡易式 |
適合タイヤ幅 | 記載なし |
- スタイリッシュなデザインで空気抵抗を減らす
- 前後セットで安い
- 強度が高く、角度を調節できる
- 前後輪あわせて安い製品が欲しい人
- 見た目に惹かれる人
- 破損しにくくて使い勝手がいい製品を求める人

メーカー | BRIDGESTONE(ブリヂストン) |
タイプ | 簡易式 |
適合タイヤ幅 | 23c ~ 35c |
- シンプルかつしっかりした作りで、様々なフレームに対応可能
- メーカーの信頼度が高い
- 日本の有名メーカー製が欲しい人
- いざ買ってみたら「取り付けられない!」という可能性を極力避けたい人

メーカー | ZEFAL(ゼファール) |
タイプ | 簡易式 |
適合タイヤ幅 | 25c ~ 32c |
- 独特のしなやかなデザイン
- フランスの老舗メーカー製
- 車体の見た目を邪魔しない、或いは引き立てる格好良いデザインを求める人

メーカー | ZEFAL(ゼファール) |
タイプ | フルフェンダー |
適合タイヤ幅 | ~ 32c |
- スポーティなデザインのフルフェンダー
- 泥や水を防ぐ範囲が広い
- 泥除け効果が高く、なおかつ格好良い製品が欲しい人

メーカー | RITEWAY(ライトウェイ) |
タイプ | フルフェンダー |
適合タイヤ幅 | 記載なし |
- 色が3種類から、幅が4種類から選べる
- 装着にはそれなりの技術が必要
- メタリックな色合いを好む人
- DIY感覚で自転車をカスタムすることが好きな人

まとめ
今回はロードバイクに使える泥除け(フェンダー)を、以下のラインナップでご紹介しました。
- あさひ ワンタッチクイックフェンダー リア用、フロント用
- SKS レースブレードプロXL フロント・リアセット
- BBB 自転車用 泥除け
- OGK技研 自転車フェンダー MF-021R
- ゴリックス エアロフェンダーセット
- ブリヂストン ロードバイク用リヤフェンダー
- ゼファール リアフェンダー スワンロード
- ゼファール 前後フェンダーセット SHIELD R35
- ライトウェイ 自転車フェンダー
泥除け効果、装着しやすさ、見た目などそれぞれに特徴があるので、ぜひ愛車に合った一品を見つけてください。