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ストライダーは何歳から乗れる?自転車との違いや注意点をご紹介!

ストライダー 何歳から

この記事では、ストライダーは何歳から乗れるのかについて書いています。

ストライダーは足で地面を蹴って進む子ども用のランニングバイクです。

遊びながらバランス感覚を養える乗り物として、小さなお子様がいるご家庭で人気が高まっています。

ストライダーが初めてで購入を迷われている方にとっては、自転車との違いや何歳から乗れるのかわかりにくいですよね。

そこで今回は、ストライダーは何歳から乗れるのか注意点も含めて解説していきます。

最後には、ストライダーに関するよくある質問をまとめたので、ぜひ最後までじっくりご覧ください!

ストライダーは何歳から乗れる?

ストライダー 何 歳 から

それでは早速、ストライダーは何歳から乗れるのか紹介していきます。

結論を先にお伝えすると、

12インチのストライダーは1歳半〜5歳頃までが対象ですが、付属のパーツを取り付ければ0歳の赤ちゃんから7歳頃まで楽しめます。

<ストライダーの一例>

モデル対象年齢インチ付属品
ロッキングストライダー0歳~5歳12インチロッキングベース
スポーツモデル1歳半~5歳12インチなし
フォーティーンエックス3歳半~7歳14インチペダルユニット
参考元:STRIDER

基本のストライダー(12インチ)は足で地面を蹴って進むタイプですが、ロッキングベースを取り付ければ0歳の赤ちゃんでも乗ることが可能です。

木馬のように揺らして乗ることで赤ちゃんの平衡感覚を育むことができるので、1人で立つ練習にもぴったりですよね。

また、ペダルを取り付ければ自転車としても乗れるモデルがあるので、7歳頃まで長く楽しむことが可能です。

バランス感覚を身に付けてから自転車に乗りたい方は、お子様の成長に合わせて乗れるストライダーがおすすめですよ。

そもそもストライダーと自転車の違いは?

幼い頃からバランス感覚を養える乗り物として人気が高いストライダーですが、初めての方にとっては自転車との違いが分かりにくいですよね。

ストライダーは、子どもの特性や安全性を考えて作られた乗り物です。

ここからは、ストライダーと自転車の違いを5つご紹介します。では、早速1つずつ詳しく見ていきましょう!

ブレーキがない

12インチのモデルには自転車のようなハンドブレーキが搭載されていません。

幼い子どもは力が弱くハンドブレーキを握って止まることが難しいため、足を使って止まる方が確実で安全だからです。

危ないときは止まる、という本来の動作を覚えることも幼い子どもには大事ですよね。

しかし、ブレーキがないのでスピードが出過ぎた際に足で止めることができず、そのまま転倒したり電柱に衝突したりする事故が増えています。

人にぶつかれば相手にも大けがを負わせてしまう可能性がありますよね。

ブレーキがない分、スピードの出し過ぎには注意が必要です。

ストライダーは安全な乗り方をすれば、自分で操作して乗れるという自信にも繋がり、子どもの自立心を育む手助けをしてくれますよ。 

ペダルがない

自転車はペダルを回すことで前に進みますが、ストライダー(12インチ)にはペダルがありません。

幼い子どもには自転車のようにペダルを足で回す動作は難しく操作しづらいため、ストライダーにはついていません。

ペダルを無くすことでバランス感覚や体幹を鍛えられて、自転車への移行がスムーズにできますよ。

また、ストライダーに乗る姿勢が走るときと同じ前傾姿勢なので、かけっこが早くなるなどスポーツの基礎を自然と身につけることが可能です。

しかし、ペダルが無いことによってタイヤで自分の足をひいてしまい怪我をしてしまうことがあるようです。

この点は、ストライダーの足元についているステップに足を乗せるよう注意すれば防げますよね。

ストライダーは、お子様のバランス感覚を身に付けてから自転車に移行したい方にぴったりな乗り物ですよ。

ハンドルが回転する

ブレーキがない12インチのストライダーは、ハンドルが360℃まわるようになっています。

自転車の場合、ハンドルは進む方向に垂直でなければ前に進みません。

注目

幼い子どもには自分でハンドルを元の位置に戻すことが難しいため、ストライダーは180℃回転した反対向きの状態でも操作できるようになっています。

しかし、走行中にハンドルで遊んでいたりしっかりと握っていなかったりすると、ハンドルが回転してしまうので転倒の危険性があります。

ストライダーは転んだ際に顔や体をぶつけにくいよう考えられた乗り物ですが、使い方には気をつけてくださいね。

車体が軽い

子ども用自転車は重さが約12〜13kgありますが、ストライダーならわずか3kgで子どもでも持ち運びしやすい設計となっています。

子どもが自転車に飽きてしまう要因の1つに、車体が重たくて自分で上手に扱えないというケースがあります。

ストライダーなら幼い子どもでも難なく動かせて思いっきり遊べますね。

車体が軽いので段差や凸凹道で体に受ける衝撃が強くなります。 

けが防止のためにも、必ずヘルメットを着用して広くて平らな道で乗って下さいね。

ストライダーは、自分でやってみたいという好奇心や意欲を引き出すアイテムとしても最適ですよ。

公道を走れない

自転車と違いペダルがついていないストライダーは道交法により公道を走ることができません。

幼い子どもは交通ルールをまだ理解できず、車道に飛び出すなど事故に遭う危険性が高いためです。

消費者庁に寄せられた情報によると、道路で乗っていた際に凹みにタイヤがはまり転倒したケースや、交差点で車と衝突して死亡事故が起きたケースがあります。
参考元:消費者庁

ストライダーに乗る際は、公園やグラウンドなど広くて安全な場所で乗り、必ず大人が見守るようにしましょう。

ストライダーの注意点は?

ストライダー 注意点

小さなお子様にも扱いやすいシンプルな作りが魅力のストライダー。

ここからは、ストライダーに乗る際の注意点を4つご紹介します。 

しっかりとヘルメットをかぶろう

12インチのストライダーは車体が小さいため地面と頭との距離が短く、転んだ際は地面に頭を打ちつけるスピードが速くなります。

幼い子どもの場合、地面に手がつく前に重たい頭が先にぶつかるケースも多くあり大変危険です。

安全に楽しむためにも、ストライダーに乗る際は必ずヘルメットを着用するよう心掛けましょう。

大人がしっかりと見守る

子どもがストライダーに乗る際は、大人がしっかりと見守ることが大切です。

スピードを出し過ぎない・広い場所で乗るなどルールを決めていても、子どもは遊びに夢中になると忘れてしまうものです。

ストライダーに乗る際は安全に楽しむためにも、子供から目を離さず大人が近くで付き添うようにしましょう。

平らな場所で乗る

ストライダーにはブレーキがなくスピードが出やすいため、坂道や滑りやすい道での乗車は大変危険です。

消費者庁に寄せられた情報によると、ストライダーによる事故の半数以上が坂道で発生しています。

ストライダーに乗る際は、公園やグラウンドなど広くてまわりに人が少ない場所が安心ですよ。

転倒防止のため、スピードの出し過ぎにも注意してくださいね。

動きやすい服装で乗ろう

ストライダーに乗るなら、履きなれた運動靴・長袖・長ズボンが動きやすく最適です。

また、タイヤへの巻き込み防止のため、スカートやマフラーなど丈の長いものを身に付けて乗るのはやめましょう。

半袖半ズボンの場合は、ひじとひざにプロテクターをつけると転んだ際も安心ですよ。

髪の長いお子様は髪を結び、視界を良好に保つよう注意して下さいね。

ストライダーに関するよくある質問

小さな赤ちゃんから7歳のお子様まで幅広く成長に合わせて楽しめるストライダー。

ここからは、ストライダーに関するよくある質問を見ていきましょう。

どのくらいの練習で乗れるようになりますか?
個人差はありますが、1時間程度でストライダーに乗れるようになります。
初めは立ったまま歩く練習、その後シートに座って足で地面を蹴るように乗ると上手に操作できますよ。
補助輪をつけても大丈夫ですか?
ストライダーはお子様自身がバランスを取りながら乗るよう設計されており、補助輪はおすすめしていません。
思わぬ事故や怪我に繋がる可能性があるので、改造はしないようにしてくださいね。
適切なサドルの高さはどれくらいですか?
足が地面にぴったりとついた状態で少しひざが曲がる程度が理想です。
お子様がじっとしていられずシートにまたぐのが難しい場合は、股下サイズより2.5~5cmほど低い位置にセットしてみてくださいね。
パンク修理は一般的な自転車店でできますか?
12インチのストライダーはタイヤがEVAポリマー製なので、パンクせず空気を入れる必要もありません。
ゴム製タイヤを使用したモデルの場合は、お近くの自転車店でパンク修理が可能です。

まとめ

今回は、ストライダーは何歳から乗れるのか注意点も含めて解説していきました。

結論を最後にお伝えすると、

12インチのストライダーは1歳半〜5歳頃までが対象ですが、付属のパーツを取り付ければ0歳の赤ちゃんから7歳頃まで成長に合わせて楽しめます。

ストライダーは小さなお子様でも扱いやすい軽くてシンプルな作りの乗り物です。

1人でできた!という自立心や、自分でやってみたい!という好奇心を引き出すアイテムとしても最適ですよ。

記事の終盤にはストライダーに関するよくある質問をまとめたので、ぜひ参考にしてお子様に合ったストライダーを手に入れて下さいね!