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ロードバイク用チェーンオイルおすすめ10選!チェーンルブの最強はどれ?

ロードバイク チェーンオイル おすすめ

この記事では、ロードバイク用チェーンオイルのおすすめについて書いています。

ロードバイクのチェーン回りのメンテナンス時には、チェーンオイル(チェーンルブ)が欠かせません。

一口にチェーンオイルと言っても、オイルの種類や潤滑性能や値段が様々で、どれを選べばいいのか迷ってしまいますね。

今回はチェーンオイルの種類や用途を説明したうえで、「最強のロードバイク用チェーンオイル」をご紹介します。

おすすめNo.1アイテム

オイルは製品ごとに色々な個性があって一番を決めるのは難しいのですが、その中でもフィニッシュラインの「Dry Bike Lubricant」を推したい!

潤滑性能、値段、汚れにくさ、手に入りやすさ等総合的な観点から最もおすすめできると判断しました。

ロードバイク用チェーンオイルの選び方

ロードバイク チェーンルブ 最強

オイルの種類で選ぶ:ウェット or ドライ

チェーンオイルには大きく分けて、ウェットタイプとドライタイプがあります(ワックスタイプのオイルもありますが、扱いが少々難しいため本記事では割愛します)。

ウェットタイプは粘度が高いオイル。雨や長距離のライドでも潤滑性能が落ちにくいため、注油の頻度を抑えることができます。

しかし砂や埃が付きやすいことと、オイルが飛び散って服や車体が汚れやすいことがデメリットです。

ドライタイプは粘度が低くてサラサラしたオイル。ちょうどウェットタイプの長所と短所が入れ替わった形になります。

メリットはチェーンに短時間で浸透することと、汚れが付きにくいこと。デメリットは雨でオイルが落ちやすいことや、短い距離(おおよそ150km程度)での注油が必要なことが挙げられます。

メリットデメリット向いている用途
ウェット・注油の頻度が少なめ
・雨でも流れ落ちにくい
・汚れやすい
(オイルが飛び散る、砂や埃を吸着しやすい)
・チェーンに浸透するまで時間がかかる
・長距離、もしくは悪天候でのライド
・通勤や買い物などの普段使い
ドライ・汚れにくい
・摩擦抵抗が少ない
・注油の頻度が増える
(目安は150kmくらい)
・雨に弱い
・低温だと浸透しにくい
・晴れた日のレース、ヒルクライム

この他、両者の中間的な特徴を持つセミウェット(もしくはセミドライ)もあります。

注油の方法で選ぶ:スプレー式 or 滴下式

チェーンオイルの注油方法にも2種類あります。

1つはノズルからオイルを噴射するスプレー式。もう1つはチェーンにオイルを垂らす滴下式です(リキッドタイプなど色々な呼び方があります)。

スプレー式は素早くオイルを吹き付けられるので注油が楽。

ただしチェーン以外の場所(特にブレーキ)にオイルが飛散しないよう、使用するときは布などを当てる必要があります。その際にチェーンに届かず無駄になるオイルがあるので、経済面で少々デメリットが。

滴下式はチェーンに一滴ずつオイルを垂らしていく方法。オイルを無駄なく使えて飛び散る心配もありません。

そのぶん注油に時間がかかるため、私のように細かい作業が苦手な人には向きません。

メリットデメリット
スプレー式・注油が早くて簡単
・奥まった箇所に届く
・無駄になるオイルがある
・ガスが含まれるため保管に注意が必要
滴下式・オイルを無駄なく使える・注油に時間がかかる

滴下式について記したサイト等では「全てのリングに一滴ずつ落としましょう」といった説明を見かけます。

しかし個人的には、全てのリングに垂らす必要はない気がします。飛び飛びで十数か所に垂らしてチェーンを回せば、十分な量が全体に行き渡るのではないでしょうか。

この辺りはオイルの種類や個々人の「ガチ度」にもよると思いますが、「絶対に全てのリングに垂らさなければいけない」とは思わないし、なるべく手間をかけたくないですよね。

コスパで選ぶ

チェーンオイルは千円以下の安いものから、1万円に届く高級品まで様々。しかしコスパという観点で考えると、単純に値段だけでは判断できません。

例えばMuc-Off(マックオフ)の「LUDICROUS AF LUBE」は、50mlで定価が9,900円(税込)と驚きの高価格です。

しかしこのオイルは耐久性が非常に高く、メーカー公称で最大1,600kmまで潤滑性能が持続します。

これを100kmあたりの価格にすると62円とのこと。マックオフの他製品だと、例えば2千円台のオイルで100kmあたり50円となり、その差は12円。1,000km走って120円です。

製品の性能差を考えると、たった120円高くなるだけで得られる恩恵は多大なものがありますね♪

その意味で「LUDICROUS AF LUBE」は非常にコスパが良いオイルだと言えます。

もちろんこれは理想的な環境で使った場合だと思いますし、普段からチェーン回りを丁寧に手入れする人だからこそのメリットです。

「コスパの良いオイルが欲しい」と思ったときに、自分の時間をどれだけ自転車のメンテナンスに費やせるか、という視点で考えてみると良いでしょう。

ロードバイク用チェーンオイルおすすめ10選!最強はどれ?

ロードバイク チェーンオイル おすすめ

ここからは、ロードバイク用チェーンオイルおすすめ10選を紹介していきます。

  • フィニッシュライン ドライ バイクルブリカント
  • マックオフ ルディクラスAF
  • AZ BIc-007
  • AZ BIcS-001
  • フィニッシュライン ウエット バイクルブリカント
  • フィニッシュライン セラミック ウエットルーブ
  • ワコーズ チェーンルブ
  • KURE Made For Speed チェーンルブ
  • エバーズ プロ カーボンチェーンスプレー “DRY”
  • エバーズ プロ カーボンチェーンスプレー “WET”

フィニッシュライン ドライ バイクルブリカント

メーカーFINISH LINE(フィニッシュライン)
オイル種類ドライ
注油方法滴下式
ここがポイント!
  • 性能と値段のバランスが取れた万人におすすめできる製品
  • チェーンオイルにおいて信頼と実績のあるメーカーから出ている定番品
  • ドライタイプで汚れが付きにくく使いやすい
こんな人におすすめ
  • チェーンオイルの詳しいことは分からないけど、性能や値段で後悔しない製品が欲しい人
  • 信頼できるメーカーから買いたい人
  • 雨の日はあまり自転車に乗らない人

マックオフ ルディグラスAF

メーカーMuc-Off(マックオフ)
オイル種類セミドライ
注油方法滴下式
ここがポイント!
  • チェーンオイルの中では最高峰の性能と価格で、文句なしに「最強」
  • 耐久性が強く、雨や長距離でも性能が落ちにくい
  • 値段は高いが耐久性を考えるとコスパが良い
こんな人におすすめ
  • 性能を第一に追求する人
  • レースなどで勝つための製品が欲しい人
  • ロードバイクが人生における大事な楽しみで、丁寧にメンテすることが苦ではない人

AZ BIc-007

メーカーAZ(エーゼット)
オイル種類ウェット
注油方法滴下式
ここがポイント!
  • 「極圧剤」を使用しているため、高い負荷での走行に適している
  • 潤滑性能に比して非常に安価
こんな人におすすめ
  • レースやヒルクライムなど、高負荷での「決戦用」として使う人
  • 値段以上の性能を求める人
  • 汚れを気にしない人

AZ BIcS-001

メーカーAZ(エーゼット)
オイル種類ウェット ドライ
注油方法スプレー式 滴下式
ここがポイント!
  • BIc-007よりも幅広いシーンでの使用を想定した「万能タイプ」
  • 千円未満で購入できる安さ
こんな人におすすめ
  • 普段使いに適した安くて高性能なオイルを求める人
  • 汚れが気にならない人

フィニッシュライン ウエット バイクルブリカント

メーカーFINISH LINE(フィニッシュライン)
オイル種類ウェット
注油方法滴下式
ここがポイント!
  • フィニッシュラインの定番オイルのウェットタイプ
  • ドライタイプと同じく性能には確かな信頼性がある
こんな人におすすめ
  • 人気のメーカーからウェットタイプの製品を選びたい人
  • 雨の日や長距離での使用を想定している人

フィニッシュライン セラミック ウエットルーブ

メーカーFINISH LINE(フィニッシュライン)
オイル種類ウェット
注油方法滴下式
ここがポイント!
  • フィニッシュラインの定番品で、錆び・腐食への耐性が高いセラミックオイル
こんな人におすすめ
  • 頻繁なメンテナンスをせずとも、チェーンを錆びや劣化から守る製品が欲しい人

ワコーズ チェーンルブ

メーカー和光ケミカル(ワコーズ)
オイル種類ウェット
注油方法スプレー式
ここがポイント!
  • 国内の化学メーカーが製造している人気の高い製品
  • ウェットタイプだが汚れが付きにくい
こんな人におすすめ
  • 信頼できる日本のメーカーから選びたい人
  • スプレー式の定番品が欲しい人

KURE Made For Speed チェーンルブ

メーカーKURE(呉工業)
オイル種類ドライ、セミウェット
注油方法滴下式
ここがポイント!
  • 「5-56」で有名な国内メーカー製のオイル
  • ドライタイプの他、使いやすいセミウェットもある
こんな人におすすめ
  • 信頼できるメーカーの製品を求める人
  • 安くて満足できる性能のオイルが欲しい人

エバーズ プロ カーボンチェーンスプレー “DRY”

メーカーEVERS PRO(エバーズ プロ)
オイル種類ドライ
注油方法スプレー式
ここがポイント!
  • 100%の化学合成オイルに「フッ化カーボン潤滑剤」を配合した、耐久性が高い製品
  • 細いノズルで細かい箇所にも使いやすい
こんな人におすすめ
  • 悪天候でも比較的長く使えるオイルを求める人
  • チェーン以外にも色々な場所に注油したい人

エバーズ プロ カーボンチェーンスプレー “WET”

メーカーEVERS PRO(エバーズ プロ)
オイル種類ウェット
注油方法スプレー式
ここがポイント!
  • 上記と同メーカーからのウェットタイプ製品
こんな人におすすめ
  • エバーズ プロのウェットタイプが欲しい人

まとめ

今回はロードバイク用のチェーンオイル(チェーンルブ)を、以下のラインナップでお伝えしました。

  • フィニッシュライン ドライ バイクルブリカント
  • マックオフ ルディクラスAF
  • AZ BIc-007
  • AZ BIcS-001
  • フィニッシュライン ウエット バイクルブリカント
  • フィニッシュライン セラミック ウエットルーブ
  • ワコーズ チェーンルブ
  • KURE Made For Speed チェーンルブ
  • エバーズ プロ カーボンチェーンスプレー “DRY”
  • エバーズ プロ カーボンチェーンスプレー “WET”

それぞれ性能を最大限に発揮できる条件が異なるので、自分の使い方に合った「最強」のオイルをぜひ見つけてください!