この記事では、ロードバイク用ローラー台について書いています。
ロードバイクは屋外スポーツなので、悪天候の日には活動できません。
精神面の修業として雨風にも負けず走る強者もいますが、危ないですし、基本的には控えた方がいいです。
外に行けないときはローラー台(サイクルトレーナー)を使ったトレーニングがおすすめ。日本は梅雨や台風や雪や花粉症があるため、使う機会は割と多いです。
私は雪国に住んでいるため、冬の間はよくローラー台を使っています。トレーニングにかなり便利ですよ♪
そこで今回は、ロードバイク用ローラー台のおすすめを8個ご紹介します!
1番おすすめなのは、【ミノウラのハイブリッドローラー】。
安定感と騒音の出にくさに優れていて、初心者から上級者まで誰にでもおすすめできるローラー台!
ミノウラは自転車関連用品の国内メーカーとして、非常に信頼できる品質とサポートを提供。
特にこだわりがなく”何かローラー台が欲しい”ならは、ミノウラを選んでおけば間違いありません。
多くの方に愛されている人気ランキングでも常に上位ですよ♪
ローラー台の選び方:タイプ、静音、負荷調節、ZWIFT

ローラー台には4つのタイプがあり、それぞれ機能と長所・短所が異なります。以下、順番にご紹介していきます。
3本のローラーの上で自転車を漕ぐタイプ。バランス感覚とペダリングの技術が必要で、実際に走っている感覚に最も近いです。
長所は価格が安いこと、持ち運びしやすいこと。短所は慣れていないと落車する危険性があること。
ただし落下防止の部品が付いている製品も多いので、不安な場合はそちらを選ぶと良いです。
また「落車の危険」といっても、慣れるまでにさほど時間を要しません。私もこのタイプを使っていますが、安定して走れるまでに15分もかからなかったと思います。
どちらかというと、恐怖心が取り除かれるまでの「精神的な慣れ」ができれば問題なく乗れるでしょう。
ただ、ロードバイク自体に慣れていない初心者は使わない方がいいかもしれません。
リアホイールのハブを固定するタイプ。落車の危険が無いため初心者でも安心して使用できます。
漕ぎながら汗を拭いたり、本を読んだりしながらマイペースなトレーニングが可能。
しかし固定式はフレームに「ねじれ」の力が働くため、フレームへの負荷が大きいです。特にカーボンフレームだと破損する可能性が高くなるので、避けた方が」無難。
騒音が大きくなりがちな点は注意しておくべき!
3本ローラーと固定式を合わせたタイプ。前輪を外してフロントフォークを固定し、後輪で2本のローラーを回します。
落車の心配がなく、フレーム(主にリア部分)への負荷も少ない。両タイプの良いとこ取りで、どのタイプにしようか迷っているなら1番おすすめのタイプ!
値段は3本ローラーや固定式よりも高くなりますが、メリットを考えるとコスパのバランスが良いタイプと言えます。
後輪を外してリアエンド部分で固定するタイプ。静音性能に優れており、各種の数値計測やアプリとの連携など様々な機能がある製品が多いです。
安全かつ高いクオリティのトレーニング効果が期待できます。
価格は高くなるので、値段よりも性能を重視する人に向いています。
ローラー台には騒音問題が必ず付きまといます。
上記4タイプの中ではダイレクトドライブが最も音が小さいので、「静かさ」だけで選ぶならダイレクトドライブが良いでしょう。
しかし「うるさい」と感じるかどうかは自分と他人の主観によるところが大きいもの。
特に集合住宅だと振動が伝わりやすく、隣人から苦情が来ることも。
対策は防振マットを使用すること。それも1枚ではなく状況に応じて複数用意するのが良いです。

私の友人はアパートでローラー台を使い、マットを敷いていたにもかかわらず階下の住人から注意されました。
また早朝と夜間の使用は避けるなど、自身での配慮が必要です。
ローラー台にはペダリングの負荷を調節できるものがあります。
上り坂の勾配に応じた重さを再現しているものもあり、脚力強化やヒルクライムのトレーニングをしたい人向けの機能です。
ZWIFT(ズイフト)はテレビ画面などに仮想空間を映してトレーニングするアプリ。ローラー台での走行と連動して仮想空間の道路を進みます。
ローラー台の難点は景色が変わらず飽きるのが早いこと。ZWIFTはバーチャルとはいえ「走っている感じ」がするので、飽き対策になります。
このZWIFTに対応しているローラー台かどうかも、選ぶポイントにしてもいいですね!
ロードバイク用ローラー台おすすめ8選

ここからは、ロードバイク用ローラー台のおすすめを紹介していきます。
- ミノウラ ハイブリッドローラー
- ミノウラ 3本ローラー
- ミノウラ 後輪固定サイクルトレーナー
- ミノウラ スマートターボ KAGURA LSD9200
- エリート NOVO フォース エラストゲル
- エリート TURNO
- ワフー KICKR SNAP スマートサイクルトレーナー
- FUKAYA MiniMag2 自転車トレーニング 小径車用
メーカー | MINOURA(ミノウラ) |
タイプ | ハイブリッド |
- 安全性と静音性能に優れたハイブリッド式
- 信頼と実績のある国内メーカー製
- 3種類のモデルがあり、上位モデルはより騒音を抑えた設計になっている
- ハイブリッドのローラー台で「良いもの」を求める人
- アフターケアまで含めたメーカーの信頼度を重視する人
- なるべく静かな製品が欲しい人
メーカー | MINOURA(ミノウラ) |
タイプ | 3本ローラー |
- 6種類のモデルがあり、上位モデルには負荷装置や防振効果がある。
- 転落防止の前輪ガード付き
- 3本ローラーの中で間違いない製品が欲しい人
- なるべく振動を抑えたい人
- 安全に3本ローラーを使いたい人
メーカー | MINOURA(ミノウラ) |
タイプ | 固定式 |
- 4つのデザインから選べる
- ローラー台の中では最も安い価格帯
- 固定式のローラー台が欲しい人
- 静音性能や付加機能よりも、安さを重視する人
- 一軒家などに住んでいて、周囲から苦情を言われる心配が少ない人
メーカー | MINOURA(ミノウラ) |
タイプ | ダイレクトドライブ |
- ZWIFTに対応したダイレクトドライブ式スマートトレーナー
- ローラー台の中では最も静かに使用できる
- ZWIFTがうまく動作しない場合でも丁寧にサポートしてもらえる(口コミ参照)
- ZWIFTを使ったトレーニングがしたい人
- 静音性能を重視する人
- 信頼できるメーカーから買いたい人

メーカー | ELITE(エリート) |
タイプ | 固定式 |
- イタリアの有名ブランド製
- 赤と白のかっこいいデザイン
- 8段階の負荷調整ができる
- メーカーが好きな人
- 見た目に惹かれる人
- 細かく負荷を調節できる固定式が欲しい人
メーカー | ELITE(エリート) |
タイプ | ダイレクトドライブ |
- ZWIFT対応のダイレクトドライブ式で、送信機が本体に内蔵されている
- ダイレクトドライブとしては安価
- 製品を手に入れたら、すぐにZWIFTを使いたい人
- なるべく安いダイレクトドライブが欲しい人
- 静音性能を求める人
メーカー | WAHOO(ワフー) |
タイプ | 固定式 |
- 自転車トレーニング機器で有名なアメリカのメーカー製
- ZWIFT対応の固定式
- ZWIFT以外にも各種のトレーニングアプリに対応している
- 固定式でスマートトレーニングがしたい人
- なるべく安い費用でZWIFT等を使いたい人
メーカー | FUKAYA(フカヤ) |
タイプ | 固定式 |
- 小型の自転車で使えるローラー台
- 7段階の負荷調整ができる
- 日本の老舗メーカー製
- ミニベロや折り畳み自転車などでトレーニングしたい人
ローラー台と一緒に用意するといいもの
ローラー台でのトレーニングは風を浴びないので、体が熱くなって汗を大量にかきます。
真冬でも汗がポタポタ床に落ちるほど。自転車のヘッドパーツに汗が染み込むと錆の原因になります。
そのため扇風機を当てておくようにしましょう。ただし冬だと体の表面は冷えて内部は熱いままになり、私の様に温度差で体調を崩す可能性もあります。

ローラー台ではたくさん汗をかくので、タオルやヘッドバンドを用意して適宜汗を拭きとるようにしましょう。
ただし3本ローラーの場合は注意が必要。
私は3本ローラーで走行中に片手を離し、タオルで顔を拭いたところ、バランスを崩して落ちそうになりました。
ローラー台での走行は、地面に比べてタイヤの摩耗が強くなります(ダイレクトドライブを除く)。
外で走るために良いタイヤを履かせている場合、それを室内トレーニングで消耗するのはもったいないですよね。
その場合はローラー台専用のタイヤを用意すると便利。デザインが良いタイヤもありますので、色々と調べるのも楽しいですよ。

まとめ
今回は主にロードバイクで使えるローラー台を、以下の通りご紹介しました。
- ミノウラ ハイブリッドローラー
- ミノウラ 3本ローラー
- ミノウラ 後輪固定サイクルトレーナー
- ミノウラ スマートターボ KAGURA LSD9200
- エリート NOVO フォース エラストゲル
- エリート TURNO
- ワフー KICKR SNAP スマートサイクルトレーナー
- FUKAYA MiniMag2 自転車トレーニング 小径車用
値段、静かさ、安全性、ZWIFT対応など、ローラー台には様々な選択肢がありますね。自分のトレーニング方針に合った一品を見つけて、梅雨や冬の体作りを楽しみましょう!